MCP
Claude Code、Codex、Cursor などの MCP クライアントを Device MCP に接続して、AI エージェントが iPhone や iPad の画面を見て、タップ、入力、テストできるようにします。
Device MCP は、AI コーディングエージェントを実機の iPhone や iPad につなぎます。エージェントは画面を見て、タップや入力をし、アプリを開き、プロジェクトをビルドしてデバイス上でテストできます。すべて普段どおりの会話から行えます。
1. Device MCP の MCP サーバーとは
MCP(Model Context Protocol)は、AI エージェントがツールとやり取りするためのオープンな標準規格です。Device MCP には MCP サーバーが組み込まれているため、Claude Code、Codex、Cursor など MCP に対応したエージェントが、あなたと同じようにデバイスを操作できます。
サーバーは Mac 上でのみ動作します。エージェントに見るよう頼んだもの以外、画面やアプリが Mac の外に出ることはありません。プライバシーとセキュリティを参照してください。
✅ プロンプトの例
- iPhone のスクリーンショットを撮って、画面に何が表示されているか教えて。
- 設定を開いてダークモードをオンにして。
- アプリをビルドして iPad で実行し、ログイン画面が正しく動くか確認して。
- テスト用アカウントでログインして、カートに商品を追加し、合計金額を確認して。
- アプリがデバイス上でクラッシュした。クラッシュレポートを探してバグを修正して。
myapp://profileを開いてスクリーンショットを撮って。- オンボーディングの流れを画面収録して。
2. メリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 実機でテスト | エージェントが実際の iPhone や iPad でテストします。パフォーマンスもセンサーもシステムのダイアログも本物です。 |
| クローズドループの開発 | 編集、ビルド、実行、タップ、スクリーンショット、修正。エージェントがあなたの手を借りずに自分の作業を確認します。 |
| あなたと同じものが見える | エージェントは画面上の文字やボタンを読み取るので、「ログイン」ボタンを名前で指定してタップできます。 |
| 主導権はあなたに | リスクのある操作は事前に確認され、すべての操作が記録されます。いつでも操作を代われます。 |
| お使いのエージェントで動作 | Claude Code、Codex、Cursor をはじめ、あらゆる MCP クライアントに対応します。 |
3. Device MCP をエージェントに追加する方法
- MCP サーバーをオンにする
- Device MCP → Settings → MCP を開きます。
- Enable MCP Server をオンにします。
- エージェント用の設定をコピーする:Settings → MCP → MCP Configuration で Claude Code、Codex、Manual のいずれかを選び、Copy をクリックします。同じ設定は Inspector の Agent タブにもあります。
- エージェントに追加する:以下の手順に従います。
Claude Code
ターミナルで次のコマンドを実行します。
claude mcp add --scope user device-mcp -- "/Applications/Device MCP.app/Contents/MacOS/device-mcp"
--scope user を付けると、すべてのプロジェクトで Device MCP を使えるようになります。
Codex
~/.codex/config.toml に次の内容を追加します。
[mcp_servers.device-mcp]
command = "/Applications/Device MCP.app/Contents/MacOS/device-mcp"
startup_timeout_sec = 30
tool_timeout_sec = 900
Cursor やその他の MCP クライアント
クライアントの MCP 設定に次の内容を追加します。
{
"mcpServers": {
"device-mcp": {
"command": "/Applications/Device MCP.app/Contents/MacOS/device-mcp",
"args": []
}
}
}
- Device MCP を使い始める
- デバイスを接続したまま、Device MCP を開いておきます。
- エージェントに頼んでみましょう。例:「デバイスの一覧を表示して、スクリーンショットを撮って。」
4. エージェントができること
| 分野 | エージェントができること |
|---|---|
| デバイス | 接続中のデバイスを一覧表示し、1 台を選んで詳細を読み取ります。 |
| 画面を見る | スクリーンショットを撮り、画面上の文字やボタンを読み取ります。 |
| タッチ | タップ、テキストを指定してのタップ、ダブルタップ、長押し、スワイプ、スクロール、ピンチを行います。 |
| 入力 | テキストを入力し、キーを押し、キーボードを閉じます。 |
| システム | ホーム、ロック、音量、Siri のボタンを押し、コントロールセンターや Appスイッチャーを開き、画面を回転します。 |
| アプリ | アプリの一覧表示、起動、終了、インストール、アンインストールを行い、リンクを開きます。 |
| Build & Run | Xcode プロジェクトをビルドし、デバイスで起動します。Build & Run を参照してください。 |
| デバッグ | クラッシュレポートを読み、アプリデータをダウンロードします。 |
| 画面収録 | 画面収録を開始・停止します。 |
| あなたに依頼 | Face ID やパスコードなどで、あなたに対応を依頼します。Human Handoff を参照してください。 |
お使いのバージョンの Device MCP で使えるツールの一覧は、MCP クライアントで確認できます。
5. 主導権は常にあなたに
- 承認:アプリのインストールや削除、ビルド、リンクを開く操作、アプリデータのダウンロードは、事前にあなたに確認します。承認を参照してください。
- Activity:エージェントが行った操作はすべて Agent タブに一覧表示されます。エージェントのアクティビティを参照してください。
- Agent is driving:ミラー画面下部のステータスと、サイドバーのデバイスの横に表示される ✨ で、エージェントがデバイスを使っていることがわかります。
- いつでも操作を代われる:エージェントの作業中でも、あなたのクリックやキー入力は常に反映されます。